韓国:特許訴訟の1審で約半数が原告敗訴
韓国大法院が公開した『2022年司法年鑑』によると、昨年大法院(日本の最高裁に相当)、特許法院(日本の知財高裁)に受け付けられた知的財産訴訟1,267件のうち約60%が特許訴訟でした。
1審の特許訴訟のうち、原告が敗訴した事件は全体の49.6%(295件)、取り下げは19.7%(117件)でした。
また、大法院の特許訴訟のうち、上告棄却が全体の83.9%(135件)、訴え・上告の取り下げが7件(4.3%)でした。
出典: HA & HA
韓国大法院が公開した『2022年司法年鑑』によると、昨年大法院(日本の最高裁に相当)、特許法院(日本の知財高裁)に受け付けられた知的財産訴訟1,267件のうち約60%が特許訴訟でした。
1審の特許訴訟のうち、原告が敗訴した事件は全体の49.6%(295件)、取り下げは19.7%(117件)でした。
また、大法院の特許訴訟のうち、上告棄却が全体の83.9%(135件)、訴え・上告の取り下げが7件(4.3%)でした。
出典: HA & HA
TRIPS協定下、後発開発途上国であるバングラデシュは、医薬品及び農薬製品に関連する発明について審査を2033年まで遅らせるため、「ブラックボックス(又はメールボックス)」として提出された出願に対する審査を保留していました。
今般、バングラデシュ特許庁は、2022年09月18日付の通知をもって、この出願制度を閉鎖し、提出された全ての「ブラックボックス(又はメールボックス)」出願の却下を発表しました。
出典: Lysaght Co.
韓国大法院は、特許明確性について「通常の技術者が特許請求の範囲の記載により発明を明確に把握できる場合、明確性の判断基準を満たす」旨の判断を示しました。
この判断は「魚類の精液又は卵から分離されたDNA断片の混合物」の特許の無効審決に対する審決取り消し訴訟で行なわれました。
訴訟では、DNA断片の混合物のクレームについて、「難溶性」、「分子式の平均」という表現は不明確かどうかが争われました。裁判所は、これらの表現は上述の基準に照らして明確である、と判断しました。
出典: FIRST LAW IP NEWS
(2022年08月19日付のニュース&トピックスの続き)
2023年01月01日に発効する改正知的財産法において、発明特許に係る規定に関しては次の12の側面から改正及び補足されました。
1.発明の新規性に関する規定の改正
2.発明の特許を受ける権利に関する規定の補足
3.「秘密特許」の定義の補足
4.海外向出願前の保全管理規定の補足
5.特許の無効化に係る規定の改正と補足
6.特許出願の一般要件に関する規定の補足
7.特許異議申立の新たな仕組の導入
8.特許出願の審査規定の補足
9.特許出願の拒絶理由の補足
10.医薬品の承認遅延に伴う特許権補償規定の補足
11.特許の強制実施許諾の関係規定の改正
12.特許の強制実施許諾に伴う補償規定の改正
出典: Ageless IP Attorneys & Consultants
ベトナムにおいては2022年06月16日に知的財産法の改正が国会で承認されました。改正法は2023年01月01日に施行されます。商標に関しては、今回の法改正で音商標が保護対象になります(音商標に関する規定は2023年01月14日施行)。
出典: Tilleke & Gibbins
ベトナムでは、2022年06月16日付で知的財産法を一部改正する法律が国会で批准され、2023年01月01日に発効します。主な改正点は以下の通りです。
・特許、実用新案、意匠の出願に関し、第三者による異議申立手続きが規定されました。
異議申立ができる期間
特許出願:公開日から9ヵ月以内
意匠出願:公開日から4ヵ月以内
意匠出願の公開は、出願時の請求により、出願日から7ヵ月まで繰り延べることができます。
また、意匠の定義が刷新され、「工業デザインとは、形状、線、寸法、色彩又はそれらの組合せで表現された物品又は複合物品の構成部品の外観であって、物品の利用又は複合物品の機能を視認できるもの」と定義されました。
出典: Daitin & Associates Co., Ltd.
(2022年03月30日付ニュース&トピックスの続き)
1.2022年03月31日付でマレーシアはブタペスト条約に加盟し、延期となっていた関連規定が2022年06月30日付で施行されました。
2.第三者からの情報提供制度に関し、資料の提出期限が下記のように規定されました。
・PCT出願に基づく国内段階移行の場合、移行日より3ヵ月
・直接出願の場合、公開日より3ヵ月(従来通り)
3.特許付与後に実体補正を請求する場合、登録官は特許権者に対し、再審請求を指示できるよう改定されました。これに従わない場合、補正請求の取り下げとみなされます。
出典: Henry Goh Malaysia
2022年04月20日に施行となった改正デザイン保護法について、その一部ご紹介いたします。
1.手続きの無効処分に対する取消事由の緩和
指定期間を守れなかったことにより手続が無効になった場合、その無効処分に対する取消事由が「責めに帰すことができない事由」から「正当な事由」に緩和されました。
2.分割出願の優先権主張証明書類が不要に
基礎出願に優先権主張があれば、基礎出願の分割出願時に、優先権証明書は提出されたものとみなされます。
3.再審査請求期間の延長
再審査請求可能な期間は、デザイン登録拒絶決定謄本が送達された日から3ヵ月になりました(従来は30日)。
4.登録決定後の職権再審査が可能に
登録決定後に審査官が明白な拒絶理由を発見した場合、職権で登録決定を取り消し、再審査をすることができるようになりました。
5.拒絶理由通知
上記職権再審査に係る拒絶理由通知の項目が追加されました。
6.審判請求期間の延長
補正却下決定及び拒絶決定に対する審判請求期間は、その決定謄本送達日から3ヵ月になりました(従来は30日)。
出典: KANG & KANG International Patent & Law Office
ユーラシア特許庁(EAPO)の公費が全般、25-30%前後の値上げとなり2022年07月01日に発効されます。
出典: Vakhnina & Partners
韓国改正特許法が2022年04月20日に施行されました。
1.特許出願が拒絶された場合、拒絶査定謄本送達から3カ月以内に審判又は再審査を請求できます。(改正前は30日以内)
2.特許査定後は訂正審判のほかに再審査を請求できます。
3.分離出願制度が新設されました。この制度により拒絶査定不服審判により出願に係るすべての請求項について特許可能と認められなかった場合、特許可能と認められた請求項を分離して出願できます。
出典: Korea Patent Firm