韓国:商標法改正
韓国商標法が一部改正され2023年02月04日から施行されます。主な内容は以下の通り。
1.部分拒絶制度の導入
商標出願の一部の指定商品にのみ拒絶理由がある場合でも出願全体として拒絶されていましたが、拒絶理由のない指定商品は登録許可されることになります。
2.再審請求制度の導入
商標出願の拒絶決定に対する不服申立は不服審判のみでしたが、商品補正などにより拒絶理由を解消できる場合は補正書とともに再審請求を行うことができるようになります。但し、マドリッド国際登録商標には適用されません。
3.電気通信回線での商標使用の明文化(2022年08月04日から施行)
オンライン上で提供される商品の流通行為についても商標の使用に含まれることが明文化されました。
出典: Kim & Chang IP