米国:公費値上げについて
2020年10月02日より、米国の特許及び意匠に係る公費が全面的に値上げされます。詳細につきましては、リンクをご参照下さい。https://www.uspto.gov/about-us/performance-and-planning/summary-fy-2020-final-patent-fee-rule
出典: 米国特許商標庁〔USPTO〕
2020年10月02日より、米国の特許及び意匠に係る公費が全面的に値上げされます。詳細につきましては、リンクをご参照下さい。https://www.uspto.gov/about-us/performance-and-planning/summary-fy-2020-final-patent-fee-rule
出典: 米国特許商標庁〔USPTO〕
メキシコにおいて知的財産法が改正され、改正法は2020年09月09日に施行されます。この改正により、商標の保護期間はこれまでの出願日からではなく登録日から10年となります。この規定は改正法施行日以降に出願された商標に適用されます。
出典: UHTHOFF
メキシコは、2020年06月06日に意匠の国際登録に関するハーグ協定に加盟しました。これにより、外国籍の出願人も一つの国際登録出願及び規定料金納付でメキシコを含む89カ国の加盟国での意匠の保護を求めることができるようになりました。
出典: UNGRIA
2020年07月01日以降に出願した国際出願(PCT出願)に基づくイタリア特許出願を行う場合は、同PCT出願に基づく欧州出願のルートを経由することなく、直接にイタリアへの国内段階移行を行うことが可能になりました。同移行手続期限は優先日から30ヶ月以内とし、イタリア語翻訳文の提出期限は移行日から2ヶ月以内となっています。
出典: BUGNION S.P.A.
ブラジルのマドリッド・プロトコル加盟に伴い、国内商標にも多区分出願、共同出願及び出願分割制度が2020年03月09日から施行されることになっていましたが、その施行はコンピュータ処理システムの問題で延期されました。新たな施行日については分かり次第お知らせします。
出典: Balder IP Law, S.L.
欧州特許庁の公費が全般値上げとなり2020年04月01日に発効されます。一例として、出願公費、維持年金、調査審査請求については約4%値上げとなります。
出典: EPO
ベネズエラ特許庁は、2020年02月10日よりニース国際分類(NCL 11-2020)を採用することを発表しました。これにより、これまでの国内分類と国際分類の併用は終了します。
出典: Hoet Palaez Castillo & Duque
(2019年11月14日付のニュース&トピックスの続き)
米国特許商標局(USPTO)は2019年12月21日より新規個別出願(マドプロ除く。)の際、出願人(または権利者)のEメールアドレスを要求することになっておりましたが、本件の施行日は2020年02月15日と延期されました。
出典: Buchanan Ingersoll & Rooney
2019年09月12日、合衆国連邦巡回区控訴裁判所は、特定の製造品が図面に示されていない場合、意匠特許の範囲はクレームの文言により限定され得るという判決を下しました。
この判断は、C社が図面において特定パターンを開示した意匠特許に関し、類似パターンのプラスティックバスケットを製造販売したH社を相手に起こした訴訟で行われましたが、クレーム文言「椅子のパターン」により、H社製品には効力が及ばないとされたものです。
出典: Osha Liang 法律事務所
米国特許商標局(USPTO)は2019年12月21日より、新規出願及び登録後の書類提出時に米国代理人のEメールアドレスに加え、出願人(または権利者)のEメールアドレスを要求することになります。
適切なアドレスが提供されない場合、出願日を確保できない可能性があります。
USPTOは代理人に連絡がつかない場合に上記出願のアドレスに連絡するためとしておりますが、費用の請求など詐欺的な連絡には注意が必要です。
出典: Buchanan Ingersoll & Rooney